2011年3月28日月曜日

2011年 F1 レギュレーション変更はかっこええなー【最後に映像があるので見てね】

①KERSの復活!

2009年に初使用された、運動エネルギー回収システム(Kinetic Energy Recovery System)の再導入
(ブレーキ時に発生する熱エネルギーを回収貯蔵し再利用するシステム(リアブレーキのみ対象))

・標準仕様ではなく、各チーム、オリジナルに開発
・導入は任意、絶対条件ではない
・貯蔵システムは、バッテリータイプとフライホイールタイプがあり
 ほとんどのチームはバッテリーを使用
・1周あたりの最大放出エネルギーは400kJ、出力は60kWまで
・計算上、1周あたり約6.67秒にわたってプラス80馬力のパワーを利用でき
 約0.3秒のアドバンテージが得られる
・コックピットのボタンを押すことで利用できる

②可変式リアウィング『DRS(Drag-reduction system)』の導入
・オーバーテイクを目的とした可動式リアウィング
・リアウィングを可動し、空気抵抗やダウンフォースを減らし
 ストレートでのスピードアップ&オーバーテイクを目的
・計算上、ストレートエンドで時速10~12kmプラスとなる
・ドライバーがハンドル上のボタンを押し、電気的あるいは油圧的に操作する
・リアウィング・フラップが5センチ作動する(押し開けられる)
・稼働中にドライバーが最初のブレーキをした時点で(ストレートエンドなど)プラップは閉じられる
・ウェットコンディションの場合は使用禁止

■フリー走行と予選でのルール
・フリー走行と予選では、いつでもウィングを可動させる事ができる

■決勝レースでのルール
1、サーキットごとに指定されたストレートの特定ゾーン“600m”でのみ使用可能
 (ロングストレートのないサーキットでは、FIAが指定した箇所のみでの使用となる)
2、ストレート手前のコーナーで前方のマシンから1秒以内を走行中の場合のみ、ストレートで使用可
3、使用できるタイミングはマシンのECU(電子制御ユニット)から表示される
4、レースの最初の2周、およびセーフティーカー解除後の2周は使用できない
 (これは全ドライバーが隊列となっているため)

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